CHIEKO WATANABE
代表 渡邊智惠子
社会問題をビジネスによって解決する人を社会起業家と言います。
私はそれを目指しています。
今の日本の森が鹿によって大きなダメージが
あることを数年前から知る機会がありました。
その現状を目のあたりにして、そして将来大きな災害になること、
そしてもっと大きく言えば森が荒れることは
川も畑もそして海までも影響があることがわかりました。
そして鹿は捕獲されますが、
その捕獲された鹿は90%がそのまま活用されなく
命が無駄になっています。
また、視点をペットに向けてみると、
ペットに食環境の影響もあって皮膚病などが
多くなっていることも知りました。
鹿肉の持っている特性は高たんぱく、低脂肪,高ミネラルです。
実はペットフードには最適であることもわかりました。
これを知って社会起業家を目指す私は何ができるのだろうか?
鹿肉のペットフードを作ることを考えました。
これが社会起業家としての仕事であろうと確信をしました。
地球環境の温暖化が大きく影響をしているだろうと
言われている鹿の増加をペットフードを作ること
によってその命を使い切る。
ペットにとっては安全で栄養価の高い鹿肉ペットフードが適用され、
食の改善がペットの生活環境を変えることに直結しています。
自然環境の生態系を守り、鹿の命をむだにしない、
ペットの幸せにつながる。
これがまさしく三方良し、四方良しにつながり社会起業家がやるべく
仕事であろうと理解できました。
まったく新しい分野に一歩足を踏み込みました。
利益を追求する株式会社ではなく、一般財団法人にしました。
財団の最終目的は森を守る人を育てることにしました。
その目的の為に鹿肉のペットフードを作ることにして、
またペットの生活環境の改善にオーガニックコットンで
下着を作ることを考えました。
鹿のめぐみ、綿のめぐみがブランド名です。
これらの商品が利益を生み出し、
それが森を守る人の育成資金になっていく。
このような循環型の営みが今の世の中
求められているのではないでしょうか?
一般財団法人森から海への設立は私にとっての
最後の大きな仕事になりそうです。
社会起業家の名前にふさわしい取り組みになると
私は確信しています。